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特典旅行を夢見てこつこつマイルを貯める隼人と涼子!今日もマイルを求めて奮闘してます

【アルゼンチン】海外、キャッシュレスに依存するな!現金に助けられたエピソード

こんにちは!隼人と涼子(@hayato_ryoko)です。

世界規模でキャッシュレス化が進んだことだけが理由ではないと思いますが、海外旅行に現金を持っていかないという人が増えてきています。しかし、現金を全く持って行かないというのは心もとないというか、キャッシュレス決済が何らかの理由で困難な時に大ピンチを迎えるので、あまりおすすめではありません。

かくいう私たちも実はクレジットカード決済が主で、海外旅行には現金を持たずに行っていました。こんな旅行をなめた姿勢の2人は、まんまと旅行の神様の逆鱗に触れ、上海を旅行中にとんでもないトラブルに直面したのです。

現金を持たずに上海に出かけた時のエピソードは↓↓↓こちらで詳しく紹介しています。

さて、今回は上海のできごととは逆に、現金を持っていたために命拾いをしたアルゼンチンでのエピソードを紹介します。このブログを読んで、日本を出る前に現地通貨をいくらか用意しておこうかな?という気持ちになっていただけたらうれしいです。

※ 現金のエピソードの前に、なぜそんな事になったのか経緯を説明します。現金のエピソードだけでいいやという人は、目次から「驚愕!自動販売機の前に長蛇の列が w(゚o゚)w 」まで飛んでください。

巨大雷雨のせいでアルゼンチンに近づけない

日本から南米、アルゼンチンまでの行き方はいろいろありますが、この旅行では羽田→フランクフルト→ブエノスアイレスのルートで行きました。羽田→フランクフルトは何のトラブルもなく、快適に空の旅を楽しむことができました。が、雲行きが(いろんな意味で)怪しくなったのはフランクフルトからのフライト、それもあと少しでブエノスアイレスに到着という頃になってからです。

夢うつつの中、コックピットが「到着地ブエノスアイレス上空で、巨大な雷雨の渦が猛威をふるっているため空港に近づくことが難しい」と、ガッカリなお知らせをしているのが聞こえてきました。驚いた隼人!飛び起きて客室乗務員に確認すると、さらに残念なおしらせが…… ブエノスアイレス上空で着陸タイミングを計るためにしばらく旋回する予定だが、そのための燃料が足らないのでブラジルのカンピーナス(Campinas)に燃料補給に立ち寄ることになったというのです。

f:id:Hayato_Ryoko:20200716142226j:plain出典:livinglifeinthelou by Pixabay

急な予定変更のため、カンピーナス空港についてもすぐに給油は始まらず、乗客は何もすることがないまま飛行機の中で待たされ続けました。待つこと1時間、ゴトゴトと異音が床下からし始め(床下からの音に感じただけで、本当は別のとこからの音かも?)いよいよ給油開始!その頃には、フランクフルトからの夜間飛行中は爆睡していた乗客たちが、次々に目を覚まし「朝食のサービスはまだか!」と文句を言い始めていました。しかし、客室乗務員は「離陸後に食事のサービスがある」と答えるだけ。険悪な空気が流れだしたのを感じました。

さらに待つこと1時間、給油を終えたルフトハンザ便は、ようやく目的地ブエノスアイレスに出発することになりました。ただ、燃料補給ストップの2時間の間、食事もドリンクのサービスも一切なかったために、乗客のストレスはかなり上がり気味。なんだか嫌な予感が……

飲まず食わずでアルゼンチンに到着!

燃料補給を終えて無事カンピーナスを離陸した我らのルフトハンザ便。しばらくすると朝食を準備する音が聞こえてきました。これで空腹を満たせる!とニヤニヤしながら食事が来るのを待っていると、急に機体がガタガタ激しく揺れ始めたのです。シートベルト着用のサインが点灯し、客室乗務員も着席するようコックピットから指示が出ました。さきほどの嫌な予感が大的中です。

気流がひどく悪いため揺れは激しく、エアポケットに幾度となく入って生きた心地がしませんでした。これでは朝食どころではないなと思った矢先、またもやコックピットからアナウンスが!「安全のため朝食サービスは中止します」と、絶望的なニュースでした。天候の悪さを考慮すると当たり前の判断なのですが、何時間も前に出された夜食のアイスクリーム以降何も食べていない私たちには、死の宣告に近いものに感じられました。

乱気流の中、何度も何度も旋回してどうにかこうにかミニストロ・ピスタリーニ国際空港に到着!これでやっとメシにありつける、と思いきや「駐機場が大変混雑しているためこのまま待機します。順番になり次、駐機場に向かいます。乗客のみなさんはシートベルトを着用したままお待ちください」と、またもやコックピットから待て!のアナウンスが入ったのです。待てど暮らせどブエノスアイレスの地を踏めない乗客たち!話し声がだんだん大きくなり、なにやら叫び始めまいました。言葉が分からないので会話の内容は不明ですが、声のトーンから文句を言っているのは明白でした。私たちは身を小さくして、ただひたすら暴動を起こさないでくれと祈り続けるだけ。今思い出してもヒヤヒヤする瞬間でした。

そんなヒヤヒヤ、びくびく状態のまま小一時間がたち、ようやく駐機場に接続されました。この時点で到着予定からは3.5時間遅れです。飲まず食わずの状態が続きすぎて、だんだん胃が痛くなり気持ちも悪くなり始めた隼人と涼子。とりあえず飛行機を降りた後は、お手洗いにいったり、ストレッチをして縮まった手足を伸ばして、遅延でささくれ立った心を落ち着かせてから入国審査に向かいました。この時、空港の外に出るには(食べ物にありつけるには)まだまだ試練が待っていることを知る由もないのです。(゚ーÅ) ホロリ

驚愕!自動販売機の前に長蛇の列が w(゚o゚)w 

雷雨の猛攻に遭い、ブエノスアイレス到着が予定からは3.5時間も遅れた私たちは、心身ともどもクタクタの状態で入国審査場に向かいました。すると、遠目にもわかるくらい入国審査場から人が溢れているではありませんか。そう、悪天候で到着が遅れたのは私たちの便だけではなかったのです。ヨーロッパ、中東、北米、オセアニアから何機も到着し、審査場は芋の子を洗うような混雑ぶり。審査待ちの列は遅々として進まず、結局1時間以上かかってしまいました。空腹から胃がキリキリ痛んでしんどかったのですが、それでも機内に預けた荷物さえ引き取れば外に出られるので、あとちょっとがんばろう!とお互いを励まし合いながら手荷物受取所に向かったのでした。

しかし、大混雑の入国審査を終えた私たちを待っていたのは、更なる大混雑でした。

f:id:Hayato_Ryoko:20200716214949j:plain出典:skeeze by Pixabay

なんと雷雨が一層激しくなり、機体から荷物を降ろす作業を中断せざるを得なくなったために、乗客は受取所に足止めをされたのです。空港をいつ出られるか見通しが全くたたない状況に、今まで我慢してきた疲れが一気にあふれだした隼人と涼子。じたばたしてもらちが明かないので、とりあえず飲み物を買って休憩することにしました。

ちょうど荷物が出てくるコンベアから少し離れたところに自動販売機が見えたので、そこを目指して歩いていくと…… またもや長蛇の列ができているのを発見!?何の列かといぶかしく思いながら近づいてみると、なんと!なんと!なんと!自動販売機待ちの行列だったのです!!

↓↓↓これが行列の先にあった自動販売機です。

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出典:Por Leila Aisen at Mejores Destinos

なぜ自動販売機に大行列ができたかというと……
↓↓↓これ、このクレジットカード払いのためなんです。

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出典:Por Leila Aisen at Mejores Destinos 

アルゼンチンの通貨(ペソ)を持っていない旅行者が我先にと向かったのが、このクレジットカード決済のできる自動販売機だったのです。カードを読み込ませたり暗証番号を入れたりするのに手間がかかり、あっという間に長蛇の行列ができあがったのでした。

到着するまでに何時間も待たされ続け、入国審査に1時間以上費やしてへとへとなのに、また待たされるのか~~~!落胆で声も出なくなった隼人の横で、鞄をゴソゴソし始めた涼子。何をしているのかと思いきや……

前回、アルゼンチンに来た時の残りだけどさ、ちょっとだけペソ持ってるよ。

な、なんと、いつも旅行にはカードしか持ち歩かない涼子が、奇跡的に現金を持っていた~~~!

クレジットカード決済のできる自動販売機からそれほど離れていないところに、現金しか使えない自動販売機↓↓↓がありました。

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出典:Maquinas expendedoras de bebidas en el Free Shop de Ezeiza at Yo Federico, un hedonista de clase media

そこには、ペソを持っている人が数人並んでいるだけで、クレジットカード決済の自動販売機の周辺とはうってかわって閑散としていました。カラカラに干あがって、今にも倒れそうだった私たちにとって、この時のコーラは神の救いの手以外のなにものでもありませんでした!現金を持っててよかった~
ィェ━ヽ(*´∇`)人(´∇`*)━ィ!!

おわりに

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長蛇の列に並ぶことなくコーラを手にすることができたのは、たとえ少額とはいえ現金を持っていたからです。もし現金を持っていなかったら、さらに何十分も飢えたまま順番がくるのを待たなければならなかったでしょう。もしかしたら、順番が回ってきても品切れになっていたかもしれません。この時コーラを口にできていなかったら、きっと脱水症状で倒れていたことでしょう。なぜならこの後、コンベアが動きだして荷物を手にするまでにさらに2時間を要したのですから。

このできごとがあってから「いくらキャッシュレスといえど、最後の最後に自分たちを救ってくれるのは現金だ」ということを考えるようになりました。たしかに、現地に着いてから空港や銀行で両替することは可能です。市内のATMでPLUSやCirrusを介してキャッシングすることも可能です。だったら、わざわざ日本で両替をしておかなくてもいいのではないかと思うかもしれませんが、今回のように空港内、それも機内預けの荷物を引き取る前に現金が必要になることが全くゼロではないのです。海外旅行ではキャッシュレス決済をメインにしている人も、いざという時のセーフティーネットという意味で、空港から目的地までのタクシー代分、または1回の食事分くらいの現金は日本から持っていくことをおすすめします。

※残念ながら自動販売機の写真を撮り忘れていたので、Yo FedericoとMejores Destinosの両メディアから自動販売機の画像をお借りしました。